こんにちは。
わたしは5年間正社員として勤めていた会社を、体調不良を理由に即日退職しました。
この記事では、
・即日退職した人の流れを知りたい
・法律上は「退職の2週間前に退職の告知を行えば問題なく退職できる」と定められているけど、2週間ももはや耐えられない
・会社から訴えられたりしないかな?
・退職代行ってどうなの?
などの疑問・不安を抱えている方向けに書いています。
結論
・二週間前に伝えなくても即日退職可能
・人事担当者とのLINEで完結(必ず電話しなければいけないということはない!)
・職場からも訴えられることはなかった
・退職届、貸与されていた備品(鍵・保険証など)は郵送で返却
・即日退職しても、退職するときに会社に発行してもらわなきゃいけない書類がいくつかある(離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証)
・上記を自分で職場へお願いするのが困難な場合は、退職代行をお願いするほうが精神的には楽
即日退職を決意した経緯
・正社員、勤務歴5年目
・中規模な個人経営のクリニック勤務
職場での色々なトラブルやストレスが重なり、通勤時の満員電車で過呼吸になり気を失ったのがきっかけで、もうダメだと思いました。
でも職場は人手不足だし、簡単には辞められない、辞めさせてもらえない・・・。
ネットで調べたら病院で診断書を貰えば退職がしやすくなるかもしれないと思い、心療内科を予約しました。
心療内科を受診した
近所に心療内科がなかったためオンラインで診察が受けられる病院を選びました。
これまでの出来事や心身の状態などを医師にお話したところ、適応障害と診断を受け、「明日から休職が出来るようにその旨を記載した診断書を出しておきますね」と言われました。
診断書も予約の段階で必要かどうか選択出来るシステムだったのでお願いしました。
ですがオンラインでの診察だったため即日受け取りはできず、後日郵送にて受け取りました。(到着までに7〜10日ほどかかりました)
もしすぐにでも診断書が手元にないと不安な方は直接病院を受診したほうが安心かもしれません。(診察を受けて心身の不調を人に話すことによって気持ちは少し楽になりましたが、それでも診断書が本当に届くのかな?など些細なことでも不安になってしまう精神状態だったので・・)
そして診断書は受け取ったのですが、私は休職ではなく即日退職を選んだので職場に「診断書を提出するように!」と言われることはありませんでした。
職場の責任者にLINEで即日退職したい旨を伝えた
①心療内科を受診し、就労が困難な病名の診断を受けたということ
②休職の指示を受けたということ
③休職ではなく退職をしたいということ
④診断書も後日になるが(その日の時点では発行されなかったので)提出できるということ
⑤退職の意向は2週間前に伝えなければならないのであれば、残っている有給を消化していただき足りない日数分は欠勤扱いにしてほしいということ
⑥退職届や保険証などは郵送するということ
⑦心身ともに疲弊していて直接のやりとりは難しいのでLINEでの報告になったことに対する謝罪
⑧今後のやりとりも直接の応対や電話ではなくLINEかメールでお願いしたいこと
を翌朝送信しました。
特に文句などは言われることはなく(LINEだと文章として記録に残ってしまいますし)わかりましたと返信がきました。
『退職の申し出は2週間前まで』問題について
私は退職の意向を伝えたその日から出勤は困難でしたので、即日退職という形にさせていただきました。
ですが雇用上の契約期間は(給料をもらえる最終日)退職の意向を伝えた日から2週間後の日付になりました。
それまでの期間はもちろん出勤はできませんでしたが、有給を消化し、足りない残りの日数は欠勤扱いにしてくださいと伝えました。
私の職場の場合は、二週間前に伝えなくても、伝えた日から二週間後に退職するということにすればOKでした。
退職届の日付について
「何日と書けばいいのか」聞けるような雰囲気ではありませんでした。それが出来たら即日退職などそもそもしていないと思います・・
私の場合は上記の、『退職の意向を伝えた日から2週間後の日付』を勝手に記入して作成しました。
その間もちろん出勤はせず、気持ち的には伝えた日に退職をしたようなものでした。
ちなみに、PDFで自分で退職届を作成出来るテンプレートを無料で配布してくださっているサイトがありましたのでそちらを使ってLINEで退職届も送りましたが「うちの書式の退職届で書いてほしいので郵送します」とのことでした。
まとめ:辞めること自体は簡単だけど、辞めてからの事務手続きが大変だった!
・二週間前に伝えなくても即日退職は可能だった
・辞める際に暴言などを言われるのではと思っていたが、LINEでやりとりを完結させたのでそういうことはなかった
・LINEやメールでのやりとりの方が文章として記録にも残るので安心だと感じた
・即日退職する場合でも受け取るべき書類はしっかり受け取る必要がある
・一人で抱え込まず、退職代行の業者にお願いするのもあり
・退職代行は無料相談も24時間やっている
以上ざっくりとですが即日退職をした時の流れを書かせていただきました。
同じような悩みを抱えている方へ、少しでもお役に立てれば幸いです。